まるで濃厚かつ甘酸っぱいソースのようなバルサミコ酢

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料理は素材よりも、調味料に助けられることが多い

まるで濃厚かつ甘酸っぱいソースのようなバルサミコ酢

バルサミコ酢と言えば、カプレーゼやサラダのドレッシング、あるいはパンにつけて食べるオリーブオイルに垂らすなど、とても用途が限られている調味料だと思っていた。7年ほど前になるだろうか、それを覆す体験をした。 もっと楽しく料理を作るため、調理器具を見直そう!と思っていた私は、料理上手の知人から様々なおススメ商品を教えて貰った。お鍋はこれ、包丁はこのブランド、まな板はこの素材でこの大きさ、フライパンはこの種類など、いろんなお店に行って、これを全部揃えるのは大変だなあ、と悩んでいたら、「ここに行けば、一気に揃うよ」と教えてくれたのが、代官山にある「チェリーテラス」だった。 こちらには、大好きな料理研究家、有元葉子さんおすすめの、「クリステル」という取っ手が外せるお鍋たちや、便利なハンドミキサーのバーミックス等、たくさんの有名なブランドの調理器具が置いてある。さっそく店員さんに相談し、何から揃えたらよいか伺った。あれも買い、これも買います、などと話していたら、「魚住さん、器具はもちろんですが、調味料も大切ですよ。こちらを試しに使ってみませんか?」と言って渡されたのが、今回ご紹介するバルサミコ酢「バルサミコディビーノ」である。 一般に売られている、しゃびしゃびの薄いものと違って何年か熟成されているため、はちみつのようにねっとりとし、濃厚な味わいなのである。ドレッシングだけではもったいなく、照り焼きや煮魚の隠し味として、また、デザートのいちごに直接かけても美味しいというのだ。半信半疑で購入し、さっそく家で鶏手羽元の照り焼の焼き汁としてたっぷりと、そして、白身魚の煮つけにも入れてみた。まあ、お砂糖、みりんだけより、なんと複雑な味わいになったことか!!酸味と甘みが絶妙なバランスで、お酢というよりは、とろりとした甘酸っぱいソース、という表現があっている。 写真のいちごはあまおう。いちごの香りとこの濃厚かつ甘酸っぱいソースが合う! バニラアイスにかけてもバッチリだと思う。有元先生が、「料理は素材よりも、調味料に助けられることが多い」と本の中で言っておられた。多少お値段がかかっても、料理の味を形作る調味料は選んだほうが良い、ということが実感できた逸品である。

※掲載情報は 2015/03/20 時点のものとなります。

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キュレーター情報

魚住りえ

フリーアナウンサー

魚住りえ

大阪府で生まれ広島県で育つ。NHK杯全国高校放送コンテスト朗読部門で第3位入賞。
1995年慶応義塾大学仏文学科卒業後日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。代表作に「所さんの目がテン!」等がある。
2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタートさせる。ドキュメンタリー番組 テレビ東京系列「ソロモン流」では放送当初から10年間ナレーターを務め、その温かく心に響く語り口で多くのファンを獲得。日本テレビ「嵐にしやがれ」のメインナレーターも務める。
25年に渡るアナウンスメント技術を活かし「魚住式スピーチメソッド」を確立。現在は、ボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。声質改善や上がり症の軽減等、相手の心に響く音声表現を教える独自のレッスン法が評判となり、説得力のある話し方が身につくと、医師、弁護士など様々な職種から人気となっている。
著書に「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)があり、12万部を超えるベストセラーとなっている。その他「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)がある。

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