鎌倉のチョコレート専門店「ca ca o」(カカオ)

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コロンビア産カカオのクオリティ

鎌倉のチョコレート専門店「ca ca o」(カカオ)

2015年4月25日(土)に鎌倉小町通にオープンする「ca ca o」(カカオ)。コロンビア産カカオを贅沢に使ったチョコレート専門店のオープンに先駆けて行われたイベントをレポートします。

今回オープンする「ca ca o」を運営するのは、湘南平塚でパティスリーを運営する「SILSMALIA(シルスマリア)」。「SILSMARIA」は「生チョコレート」という言葉を最初に使い販売を行ったお店ということでも、スイーツファンから知られている存在です。(2016年1月よりジャーニーカンパニー運営)

今回はコロンビア産カカオの中でも、特に全世界カカオ生産の9%しか採取されない「トリニタリオ種」の「フィノデアロマカカオ」を使ったチョコレート専門店ということで、注目を浴びています。

生チョコタルト

鎌倉のチョコレート専門店「ca ca o」(カカオ)

カカオの香りを非常に感じられる、とろっとした生チョコが特徴。生なので当日消費期限ではありますが、さっくりと焼いたタルトと、生チョコの滑らかさを味わえます。種類は、フォンダン、ビター、ホワイトの3種。

ca ca o エクレア

鎌倉のチョコレート専門店「ca ca o」(カカオ)

手に持った時のずっしり感が印象的な大ぶりのエクレア。中に板チョコが入っていて、生地のさっくり感と板チョコのパリパリ感が絶妙な食感を生み出します。種類はミルクとホワイトの2種。

小町通の石畳

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今回オープンする鎌倉小町通りを象徴する「石畳」をイメージした生チョコレート。口に入れた瞬間にとろけていく食感を堪能できる逸品です。種類は、アロマホワイト、アロマミルク、ヘーゼルナッツ、いちご、抹茶、ミント、オレンジ、バナナの8種。

cacaron

鎌倉のチョコレート専門店「ca ca o」(カカオ)

コロンビア産のカカオを使用した「生チョコ」ベースのガナッシュをマカロン生地でサンドしたコロンとした印象の可愛らしい作品。さくっとした食感の後に拡がる芳醇なカカオの味を存分に堪能できます。

このほかにも、常温に戻しても、冷やしたままでも美味しい「かまくら生チョコ大福」や、「生チョコぷりん」も発表されました。

日常にあるチョコレートという存在

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今回のイベントに参加していた、コロンビア大使館商務参事官の和合ヒロシさんにもお話をお伺いしました。

コロンビアという国を説明する際に、イメージされる食品は「コロンビアコーヒー」という方は多いかもしれません。もちろん、コロンビアコーヒーは我々が自信を持ってお勧めできる産物ではありますが、近年コロンビア以外の各国で評価が上がっているものは「カカオ」つまりチョコレートです。現在コロンビア国内で2,000haの生産地があり、年間8万トンという量のカカオを算出しています。

実は、コロンビアはチョコレートの消費が高く、私も毎日ホットチョコレートを飲むのが小さい頃からの習慣でした。日本の方もチョコレートはギフトで贈ったり、ちょっとした時にご自身で食べられる機会はあるかと思いますが、コロンビアではもっと日常にチョコレートという存在が入り込んでいる印象を感じます。

この「ca ca o」というお店を通じて、高品質のコロンビア産カカオにより多くの方が触れていただくことが出来ればとても嬉しいことです。

コロンビアコーヒーとコロンビアカカオの共通性

鎌倉のチョコレート専門店「ca ca o」(カカオ)

この「ca ca o」で提供されるコーヒーの監修をした、「コーヒーハンター」とも言われる川島良彰さんにも話を伺いました。

カカオとコーヒーには共通点があります。両方とも日陰でも成長するということです。これは実は重要で、環境に良いということなんです。必要以上に近隣の木を伐採しなくても良いので、森を守りながら栽培が出来るということです。「ca ca o」では、もちろんコロンビア産のコーヒーが味わえます。是非チョコレートとコーヒーのマリアージュを体験する際に、現地の風景や生産者をイメージしながら味わうと、より味わいの深みが出るかもしれませんね。

イベントを終えて

鎌倉のチョコレート専門店「ca ca o」(カカオ)

「ca ca o」(カカオ)代表の石原さんは、コロンビア産カカオで作られたチョコレートを食べた瞬間に虜になり、コロンビアの農場を見に行くことをその場で決めたそうです。実際に現地に入り、感じたのは、「生産者と消費者の近さ」。チョコレートは日常の生活に非常に溶け込んでいて、作り手と食べ手の顔がわかる近さにあるそうです。どうしても加工品となると生産者の存在が希薄になるイメージがあります。石原さんはこのお店で掲げる「ブルーライン」という言葉で、生産者と消費者を結びつけようとしています。

今回参加した方の声や、笑顔を見ていると、コロンビアと日本という物理的な距離を、生産と消費という時間的距離を「ブルーライン」でつなぎ、日常の彩を創り出していくこと。「生チョコレート」を日本で最初に創り出したシルスマリアだからこそ出来る丁寧な物創りを媒介することによって、それは不可能ではない感覚を覚えました。

「日本のライフスタイルに溶け込んだチョコレート」そんな世界が鎌倉から始まるかもしれません。

※掲載情報は 2015/04/24 時点のものとなります。

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