ニコライ・バーグマンがほれ込んだデンマーク産チョコレート

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デンマークから日本初上陸した身体に優しいオーガニックチョコレート

ニコライ・バーグマンがほれ込んだデンマーク産チョコレート

私はお店で使う食材はなるべく自分で農家や生産者を訪れて仕入れをする様にしています。私の祖父は漁師をやっていて食材を食卓に届けるまでの苦労を目の当たりにしていたり、仕事で全国の自治体に呼ばれ、直に農家や生産者と話して生産の苦労や想いを聞いたりして、料理に農家や生産者の想いを込めて提供するべきだと考えています。それはレストランで多くのお客様に料理を提供する立場としての使命だともいえます。ただ、食材を紹介されても、訪問ができない場合が多いので、紹介者から話を聞いたり連絡をとるなどして、その想いやポリシーをできるだけ感じようとしています。

今回ご紹介する「Summerbird Organic(サマーバード・オーガニック)」のチョコレートは、外国産ということもありすぐにいけるところではありませんでしたが、信頼できる方にその想いを伺いました。その紹介者は、私のお店の上で店舗を構えているフラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんです。このチョコレートは、ニコライ・バーグマンさんの故郷のデンマークで添加物を一切使用せず、自然界の中で厳選した材料で全商品オーガニック(EUでのオーガニック(有機栽培)の認定を受けています)の商品を作っているそうです。

ニコライ・バーグマンがほれ込んだデンマーク産チョコレート

チョコレートは本来自然界の素材を洗練させて作られるものですが、時代と共に大量の砂糖と香料、低品質のココアパウダーや食品添加物で作られるチョコレートが出回るようなりました。「Summerbird Organic」の創設者のミカエル・グロンルッケ氏は、“Only Nature’s Ingredients”という哲学のもと、ナチュラルな原材料にこだわり、厳選した原材料をスペイン、イタリア、フランスの各地より集め、ローチョコレートは中米とマダガスカル産のカカオ豆のみを使用して、2014年に晴れて念願のオーガニックチョコレートを実現しました。

グロンルッケ氏と祖国を同じくするニコライ・バーグマンさんは、「Summerbird Organic」と初めて出会ったときに、まるでスカンジナビアの雄大な自然を味わうような、ナチュラルで研ぎ澄まされた繊細で深い味わいを感じとり、グロンルッケ氏の哲学に共感しました。ニコライ・バーグマンさんは、日本のオーナーとなり販売(青山にある「Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Stores(ニコライ・バーグマン フラワーズ&デザイン フラッグショップ ストアーズ)」でも販売中)の手伝いをしていくことになったそうです。

ニコライ・バーグマンがほれ込んだデンマーク産チョコレート

私は今までもオーガニックのチョコレートを食べたことはありますが、独特な口当たりや味がしてあまり美味しく感じたことはありませんでした。ですが、一口食べただけでインパクトを感じ、ニコライ・バーグマンさんから「Summerbird Organic」のことを色々と話を聞き、オーガニックのチョコレートが美味しくないという自分の概念を崩してくれました。

オーガニックのチョコレートを食べたことがない人も多いと思うので、最初は好みの味を探すことができるように「タパス 9種類のフレーバー入り(ミント、ダーク61%、レソー、ワイルドブルーベリー、リコリス、フローラダニカ、オランド、ピュアレモン、ラズベリー)」をオススメします。ギフト用に化粧箱にも入っているのでバレンタインにも使えると思います。

ニコライ・バーグマンがほれ込んだデンマーク産チョコレート

青山の自分のお店と同じビルにニコライ・バーグマンさんのお店「Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Stores」もあるので、美味しい食事に美しい花とチョコレートで、身体を労わってもらいたいですね。

※掲載情報は 2015/02/13 時点のものとなります。

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キュレーター情報

神保佳永

「HATAKE AOYAMA」総料理長

神保佳永

1977年、茨城県出身。漁師の祖父、イタリアンシェフの父のもと、幼少時から食材の大切さを身につける。子供たちにさまざまな思いを伝えることのできる教師への道を一度は目指すが、父の影響を受け、料理人になることに。辻調理師専門学校を卒業後、銀座「ベルフランス」を経てフランスやイタリアで数々のグランメゾンでの修行を積み、2002年帰国。株式会社ひらまつに入社、丸の内「サンス・エ・サヴール」のオープニングスタッフとして活躍。2005年浦安「ホテルエミオン東京ベイ」に副料理長として入社後、洋食総料理長に就任。2009年「Restaurant I」を立ち上げ総料理長を務め、江戸野菜を初めてフレンチに取り入れたことで注目を集める。2010年6月には自身の「HATAKE AOYAMA」を立ち上げ総料理長を務める。大きな取り組みとして、近隣小学校にて神保流の食育授業を行い、特別講師としても活躍中。現在では3校の特別講師として活躍している、また、2011年の大震災後も風評被害を受けた生産者を支える活動や復興支援などを自ら行い、幅広い活動を積極的に行い、食のコンサルトも数多く手がけている。

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