世界のTOPを走り続ける小山シェフの最新作ショコラ

世界のTOPを走り続ける小山シェフの最新作ショコラ

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味覚の錬金術師と高評される小山シェフ C.C.C.コンクール 5 年連続最高位獲得!

ippinでもお馴染みの小山 進シェフは、この度もフランスで最も権威あるショコラ愛好会「Club des Croqueurs de Chocolat(クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ(通称 C.C.C.)」の品評会に出品し、10月29日(日本時間 10 月 30 日)に、2011年の初出品から 5年連続となる最高位のゴールドタブレットを獲得されました。

 

毎年10月末~11月初めまで、パリで開催される世界最大のチョコレートの祭典「SALON DU CHOCOLAT(サロン・デュ・ショコラ)」の会期中、『C.C.C.』より“Les 150 meilleurs chocolatiers de France” (フランスのショコラティエ ベスト 150 人)が選出され、そのショコラティエの中からさらに試食を重ねブラインド・テストを行い、ゴールド、シルバー、及びブロンズのタブレットで格付けされ、同会場で「The 2015 Chocolate Awards」の最高位受賞者が発表されます。

 

サロン・デュ・ショコラ・パリの開催は今年で 21 回目を迎え、小山シェフは、5 年連続の出展。今年は「カカオの表現、チョコレートの革新」をテーマに、ワールドチョコレートマスターズの決勝、デモンストレーションやセミナー、今日本で も注目されている“Bean to Bar”のスペースが設けられ、例年にも増して賑わいをみせました。

 

先の10月16~18日にロンドンで開催の「The Chocolate Show」で発表された「International Chocolate Awards 2015 WORLD FINAL」においても、4部門で金賞を受賞されています。

 

昨年度から C.C.C.の作品課題は、オリジナル作品(4種類)出品規定となり、今回見事ゴールドに輝いた『SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2015』の詳細をご覧ください。

 

最新作ショコラのテーマは、「DESTINY ~運命的な繋がり~」。

 

これまでの小山シェフの創作の中で出会った個性的なクーベルチュールや様々な素材たちは、実は運命づけられていたのではないかと思うほどの相性を発揮し、今回も全く新しい切り口の4種類のボンボンショコラが生まれました。

世界のTOPを走り続ける小山シェフの最新作ショコラ

No.1「アルアコ72%&カカオフルーツ」

 

カカオパルプとアルアコ72%を合わせたガナッシュで、カカオの果肉の甘酸っぱいフレッシュ感とショコラの持つ酸を表現。下層にはアルアコ72%のガナッシュナチュールを使い、インパクトのある酸を感じていただくとともに、力強いカカオの余韻が立体的な味を生み出します。

世界のTOPを走り続ける小山シェフの最新作ショコラ

No.2「カモミール&Wベリー」

 

上層はカモミールとエクアドル産カカオの華やかで甘い香りのガナッシュ。下層の「苺+グロゼイユ」のガナッシュが酸味を与え、口の中で味がどんどん立体的に広がります。非常に心地よいバランスのショコラが生まれました。

世界のTOPを走り続ける小山シェフの最新作ショコラ

No.3「プラリネ日向夏」

 

ピエモンテ産のヘーゼルナッツを出来るだけやさしくキャラメリゼした自家製のプラリネノワゼットに、宮崎県産日向夏の皮・身・種のすべてを加工したフレークを閉じ込め、日向夏の持つ酸味、甘味、心地よい苦みすべてを閉じ込めました。根底にヘーゼルナッツの分厚い口当たりとふくよかな甘みが宿っています。

世界のTOPを走り続ける小山シェフの最新作ショコラ

No.4 「エルダーフラワー&カシス」

 

上層はエルダーフラワーのガナッシュ。花の香りを生クリームに移しとり、ペルー・チャンチャマイヨのショコラに合わせました。下層には、カシスのガナッシュ。カシスの風味がアクセントとなり、エルダーフラワーを主役へと押し上げます。

 

※『SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2015』は、12月中旬からパティシエ エス コヤマで販売予定です。

 

また、今回の最新作品4種類から、小山シェフ原案により生まれた1つの物語は、さまざまなクリエイターの手によって音楽や絵本へと変身を遂げます。と宣告されていました。

 

今までとは全く異なるアプロ―チで広がる“チョコレートの可能性”に興味津々、最新ショコラの今後の行方から目が離せませんね。

 

※掲載情報は 2015/11/18 時点のものとなります。

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キュレーター情報

冨田いずみ

ギフトコーディネーター

冨田いずみ

広告、映像および音楽制作プロダクション業界に従事し、コピーライター、プランナー、プロデューサー業を経験しフリーに。食品・ファッション・インテリアなど多岐に渡る商品を紹介していく中で、メディアやメーカー、ショップからのギフト需要に応える機会が増え、様々な場面や人にふさわしいギフトを選び提案する「ギフトコーディネーター」としての仕事が定着。
■メディア実績
【新聞】
日経PLUS1、日経新聞、東京新聞、朝日新聞、読売新聞など
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【雑誌】
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【著書】
「センスがいいと思われる 贈りもの美人の作法」KADOKAWA

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