持ち帰りできる新宿中村屋の「純印度式カリー」

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本店レストランの厨房で作ったものを自宅に

持ち帰りできる新宿中村屋の「純印度式カリー」

カレー好きなら一度は訪れたい店として知られる新宿中村屋。同店は日本における、いわゆるインドカレー発祥の店です。中村屋の歴史は1901年、本郷の東大正門前で開業した小さなパン屋が始まりです。クリームパンやクリームワッフルを発案し、1909年に業務拡大のため現在の新宿へ。その後1927年にインドカレーが誕生します。ちなみに同店では「カレー」ではなく「カリー」の呼称を今なお使用しています。今回わたしが注目したのは、持ち帰りができる「中村屋純印度式カリー」です。

持ち帰りできる新宿中村屋の「純印度式カリー」

2014年秋に完成した新しい新宿中村屋のビルには、レストランや美術館などに加え、地下1階にスイーツ&デリカBonna(ボンナ)があります。こちらは和洋菓子や揚げたての特製カリーパンなど、土産各種が揃っている小売スペースです。カレーの土産ではレトルトの箱ものや缶詰などが一般的ですが、同店キャッシャー周りに「中村屋純印度式カリー」が置かれています。“あの中村屋のカリー”が透明なパックに詰められ、温かいお湯に浸された姿はやはり目を引きますね。この商品は本店レストランの厨房で作られたものをそのまま陳列したもの。チキンやジャガイモンなど大きな具材入りなので、数分湯せんするだけですぐに中村屋の本格的な味を楽しめます。家庭ではマネできないスパイシーなルーは、白飯はもちろんバゲットにも合いそうです。レストランは日々行列する人気店ですし、こちらで順番待ちせずに購入できるのも魅力ですね。箱ものや缶詰はある程度日持ちする製造方法が採られていますが、こちらの消費期限はその日限り。このあたりも“制約”ではなく、土産としての“価値”につながりそうです。インドカレー発祥の店の逸品を、手土産にいかがでしょう。

※掲載情報は 2015/04/02 時点のものとなります。

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菅野夕霧

コピーライター、グルメガイド

菅野夕霧

コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。

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