失敗しない手土産ワインの選び方

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● ワインは第一印象が大切!「ラベル」で選ぶ楽しさ

消費税増税に伴い「家飲み」、「宅飲み」の需要が今、ますます過熱化している。

その中で「ワイン」の人気は已然として根強い。

朝から夜まで時間帯を問わず料飲できる、カジュアルにお洒落に楽しめる、おつまみに合わせやすい等、理由を探したらきりがないが、なにより、基本の720mlというサイズが持ち運びやすく、また、飲み切りやすいのだろう。

そんな料飲の手土産として人気のワインだが、趣味嗜好はさておき、良くも悪くも「差」がでにくいものでもある。

専門のソムリエが在中している店舗で購入すれば、期待している味に出逢える確立は高いが、家飲みの手土産として購入するには、荷が重い。

気軽に購入できて、差がでる手土産ワインにするにはどうすればいいのでしょうか?

・価格帯による味の違いは?

ワインの価格帯は1本数百円のものから、数十万円するものまで幅広いが、手土産ワインの相場は2000?3000円の価格帯が多いと言われている。

気になるのは価格帯による味の違いだ。味に関して5000 円前後のものまでは、かかっている原価率に大きな差があるため、味と値段が比例していることが多い。それ以上の価格帯になってくると、原価率というより、土地の価値や宣伝費が価格に反映されていることも多くあり、「高い=おいしい」が絶対ではなくなる。

では、実際に相場である、「2000?3000円の価格帯のワインを選ぶときのポイントはどこ?」という話である。

・ワインは第一印象が大切!

最近では、ボトルに貼られているラベル(エチケット)も実に多種多様で、生産者も消費者にどう手に取ってもらうかに注力してデザインしている。

実は、この「ラベルの第一印象」と「味」は不思議な程、一致することが多い。かわいらしいポップなラベルなら、味わいもどこか特徴のある楽しい味で、高級ワインに多く見られる文字だけがビシッと書かれたラベルは、味も研ぎすまされているものが多い。

確かに、ワインは品種で大きく味は変わるが、思い描いた国のイメージとラベルで選ぶとそれに近い味にあたる確立が高いのだ。

「家飲み」の場合、味の優先度より、視覚で確認できる「ラベル」に可能な予算内でストーリーをもたせた方が喜ばれる傾向にある。

「家飲み」の主宰者や参加するメンバーが、「どのような人柄なのか」「お酒が強いのか」「普段どういったお酒を飲んでいるのか」。

そんなことをイメージしながら選ぶと、ワイン選びがもっと楽しくなりませんか?

その楽しさやストーリーを手土産ワインに込めて手渡せば、ワンランク上の「家飲み」空間が広がるに違いない。

オススメワインのワインはこちら!

失敗しない手土産ワインの選び方

ジェイコブス・クリーク 「わ」(白/オーストラリア)。ワインラベルには珍しい、日本語で「わ」の字が大きく印字されているのが特徴。

120年以上の歴史を誇る老舗「銀座 寿司幸本店」四代目の杉本氏とオーストラリアを代表するワインブランド「ジェイコブス・クリーク」が共に、和食の美味しさを最大限に引き出すために創りあげた白ワイン。キリッとした辛口で味は繊細、和食食材とのマリアージュが実に楽しい。ストーリーのあるワインのため、同年代同士での集まりや、目上の方がいる時にもオススメ。

※掲載情報は 2014/11/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋善郎

料理研究家

高橋善郎

1988年7月14日 神奈川県川崎市出身。

和食料理人の父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。
大学卒業後、大手食品メーカー、IT会社に勤務しながら、本格的に料理の勉強を始め、調理師免許、きき酒師、ソムリエなど食に関する資格を取得。
日本酒ソムリエの上位資格である、日本酒学講師においては史上最年少で合格。
祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業後、独立。
素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意としている。
著者、関連本は宝島社「魔法のココナッツオイル」、エイ出版社「イケ麺レシピ」、企業のレシピ開発、イベント出演等活動中。

和食専門料理教室 / 日本一魚がさばける料理教室「Family」主宰
和食の基本である、だしの取り方、だしを使い素材の味を活かした料理作成、魚のさばき方等を中心にレクチャー。

【保有資格】
日本酒学講師 / 唎酒師(ききさけし) / ソムリエ(ANSA) / ジュニア野菜ソムリエ / ビアアドバイザー / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 / 食品衛生責任者

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