秋の味覚を堪能する!宮崎のご当地駅弁当「椎茸めし」が旬!

秋の味覚を堪能する!宮崎のご当地駅弁当「椎茸めし」が旬!

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椎茸嫌いでもトライできる旨みが染み出す絶品弁当

今回皆様にご紹介するのは、宮崎の「椎茸めし」です。販売しているのは、宮崎駅構内が中心になるので、いわゆる「駅弁」にはなります。

 

一言に「駅弁」と言っても、歴史はかなり古くて、創業は、なんと大正14年(1925年)、実に90年の歴史があります。「椎茸めし」を販売し始めたのは昭和28年からということですが、それから考えても60年の月日が流れています。いたってシンプルなお弁当で、見てのとおり椎茸が鎮座しています。まさにメインが「椎茸」!

 

椎茸というと大分が有名な産地と思われる方も多いと思いますが、宮崎も高品質な椎茸の産地です。肉厚で、芳醇な香りを楽しむことができます。

 

お弁当自身のこだわりも深く、お米は宮崎県えびの産米“ひのひかり”を使用。そのお米を鶏ガラスープで炊き込んでから、その上に鶏ミンチと肉厚の椎茸をのせています。噛むほどに椎茸の旨みが口に広がり、椎茸嫌いだったことも忘れてしまう人もいるそうです。このお弁当を知ったのは、僕の母親の実家に行った時です。

 

以前紹介しましたが、母親の実家は大分にあり、そこに帰省する際は電車を利用しました。僕が電車を利用するのはそういった機会しかなく、しかも長旅になりますから「駅弁」は必需品だったんですね。その時に必ず買ってもらっていたのがこの「椎茸めし」でした。僕の中ではある種旅行をする時のわくわく感も想い出のバイアスがかかってはいますが、今でも時々宮崎に戻った時は買ってきて食べます。

 

それくらい、純粋に美味しいんです。良くこのお弁当は「椎茸嫌いの方でも食べられるお弁当」と言われるのですが、僕もその意見には賛成です。メインで使われるくらいの椎茸ですから、是非、椎茸があんまり得意ではない方にもトライしてみていただきたいお弁当です。

元祖椎茸めし

宮崎駅弁当株式会社

※掲載情報は 2015/09/21 時点のものとなります。

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キュレーター情報

中原弘光

シェフ

中原弘光

『 La fontana azzurra』のオーナーシェフ シェフ 中原弘光。
1975年宮崎県生まれ。『フォーシーズンズホテル椿山荘 東京』、イタリア料理『BiCE東京』、フランス料理『ぎんきょう』、『リストランテ キオラ』料理長、2009年から「リストランテ シルベラード」統括総料理長を経て、2015年、オステリア『NAKAHARA』オープン。2016年より宮崎県の食材をふんだんに用いた『 La fontana azzurra』をオープン。
本場イタリアの技法を使って旬の食材の持ち味を最大限に引き出した、才気あふれる料理は、多くのファンを魅了しています。
2011年、宮崎県より、料理界からは初めてとなる「みやざき大使」に任命。県内外のイベントにて郷土の食材を用いながらその魅力を伝えている。

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