セミドライトマトの旨味が流れ出す豪徳寺「ユヌクレ」のフォカッチャ

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セミドライのプチトマトの美味しさがフォカッチャ内に広がるのが見えます。

先日、夕方に事務所で仕事をしていたら、友達からフォカッチャの差し入れが届きました。豪徳寺にある美味しいパン屋さんで、買って来たというのです。紙袋の中を覗き込むと、食欲を誘う美味しそうなパンの香りがします。ちょうど夕飯の炭水化物を摂取しないというダイエットをはじめていた僕にとっては、なんだか拷問のようにも思えました。

 

友達は、プチトマトが入ったフォカッチャで、買って来たばかりだから、早く食べたほうが美味しいよと言います。たしかに、かすかに焼いたパンの温もりを感じます。聞くところによると、このお店は、「uneclef(ユヌクレ)」という名前で、豪徳寺の地元に密着したパン屋さんなのです。特別な日に食べるというよりは、毎日そばにあるようなパンやお菓子を作っているとのことです。

 

ユヌクレは、自家製の天然酵母をつかったカンパーニュが定番で人気ですが、他にもブリオッシュ、デニッシュ、あんぱん、キッシュ、サンドイッチ、菓子パンや総菜パンなどたくさんの種類のパンを作っています。これだと、毎日ユヌクレに通っても、飽きることは無さそうです。

セミドライトマトの旨味が流れ出す豪徳寺「ユヌクレ」のフォカッチャ

差し入れでいただいたフォカッチャは、ダイエット中の身でしたので事務所で食べる決心がつかず、大事に家に持って帰りました。家に帰ってから、フォカッチャを紙袋から出して皿の上に載せてじっと眺めてみました。外側はこんがり焼けて、内側はシットリしつつもふんわりとしています。指でやさしく押してみると、フォカッチャの中身の白い部分がクッションとなり外側の固い表面が軽く押し戻されます。表面のくぼんだ部分からプチトマトが顔を出しています。

 

とりあえずお皿に並べてみたものの、見ているだけでは美味しさは把握出来ません。夕飯に炭水化物を抜いたところでも、一夜明けたら結局また炭水化物を摂取することになります。時間を置いて10数時間後に結局食べるのであれば、今食べても同じことだという考えが頭をよぎりました。とりあえず、一口だけでも味見してから考えることにしました。最初の一口を試してみると、衝撃的でした。マッシュポテトが練り込まれたふんわりもっちりした生地にドライトマトのうま味を吸収したオリーブオイルがしみ込んでいて、絶妙なアクセントになっています。

 

今までせき止められてきた川の水が、一気に流れ出したかのように、フォカッチャをあっと言う間に全部食べてしまったのです。一度食べ出すと止まらない美味しさです。フォカッチャ以外には目もくれず、ひたすらフォカッチャのみを食べていました。

セミドライトマトの旨味が流れ出す豪徳寺「ユヌクレ」のフォカッチャ

普通に食べても美味しいのですが、オリーブオイルに付けて食べると美味しさがさらに広がります。

 

ユヌクレのパンは、小腹が空いていそうな時に差し入れで持って行くと絶対に喜ばれると思います。ただし、炭水化物のダイエットをしている方には、かなり強力な誘惑になるので要注意です。

セミドライトマトの旨味が流れ出す豪徳寺「ユヌクレ」のフォカッチャ

※掲載情報は 2015/09/16 時点のものとなります。

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キュレーター情報

荒岡俊行

荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主

荒岡俊行

1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。

ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。

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