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「金沢」と「うら田」
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2024.05.18季節の上生菓子「深見草と雨中花」 2024.05.16うら田の夏の定番「くずきりそうめん」販売開始 2024.05.16「マイナビおすすめナビ」に紹介されました。 2024.05.055月の新商品「皐月」と「草餅」 2024.04.29母の日上生「カーネーション」5月11日・12日限定販売
京都と金沢は似て非なる。 公家文化を色濃く残す京の都に対して、 このまちは加賀藩の武家文化を根っこに宿す。 武士の品格のただよう町人文化が金沢にはある。 文化を飾り祀るのではなく、 文化を日常のものとして使う町人たちがいる。 金沢は、ゆえに大仰ではない。 無垢で、素朴で、こまやかで、愛らしい。 敷かれた気品の中に、そっと愛嬌を滲ませる。 そのあり様は、菓子ひとつに顕れている。 金沢の菓子は、伝統と現代を同居させるように、 品格と愛嬌というものを共存させる。 金沢の文化の為せる所作と思う。 金沢を“菓子の都”と自負する所以である。
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